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【数学】高校生になって、あまり説明されない数学記号

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2017年4月22日

新高校一年生のみなさんが入学してから2週間ほどたちました。
数学の授業も数回行われていると思います。

数学の授業を受けていると、当然新しい数学記号が出てきたりします。

その中で、授業を聞いていると推察可能な記号なので、
説明しない先生もいると思われる記号を4つほど紹介します。


(1)乗法記号
乗法記号は中学までは「×」だけを使っていましたが、高校になって「・」を使うことがあります。
そろそろ、数Aで階乗「!」を習うと思いますが、いきなり

5! = 54321

とか黒板に書かれて「”“の記号は何?」と思うかもしれません。これは

5! = 5×4×3×2×1

と同じ意味です。

実は、「・」が乗法記号あることの説明が教科書には載っています。
ただし、私の見た教科書では小さな文字で注意書き程度です。

(2) 「≠」記号

「≠」記号は、「=」の否定で、要するに「等しくない」という記号です。

こちらも、私が見た教科書では小さな文字で注意書き程度に載っていました。

(3)「≥」と「≤」 記号

これらの記号は、授業中や教科書の中で使われることはありませんが、
時折テストの中で使われている場合があります。

「≥」と「≤」 記号は、それぞれ「≧」と「≦」と同じです。

「≥」と「≤」 の記号は、国際規格 ISO-80000-2 で定められてるものです。

これらの記号が使われている理由は、
先生がテストを作成する時に、LaTeX というソフトを使用した可能性が高いです。
(それか、LaTeXで作成された数式を切り取って使った。)
LaTeX では標準で「≥」と「≤」 の記号を使うようになっています。

(4)ギリシャ文字

中学生の時は、「π」の一文字だけを習いましたが、高校生になると
α、β、γ、ω など色々なギリシャ文字が使われるようになります。

ギリシャ文字をすべて覚えている必要はありませんが、
出会ったときに読み方を調べましょう。

Wikipedia ギリシャ文字

以上です。



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